私はこれまでカメラは8割くらいサーキットで写真を撮るために使ってきました。
その中で、カメラに搭載されているセンサーサイズがAPS-Cやフルサイズ、マイクロフォーサーズと行った規格のものを使ってきましたが、今となって振り返ると、各センサーサイズで「アレは良かったなー」とか「もうこのセンサーサイズのカメラは使わないだろう…」っていう個人的な結論が出たいのでまとめたいと思います。
カメラを買う・買い替えるタイミングやカメラメーカーなどを含めて移行するときの参考になれば幸いでーす!
そもそもセンサーサイズって何??ってなる場合は、ソニーのホームページにわかりやすく解説されているのでぜひそちらを↓↓
https://www.sony.jp/msc/owner/recommend/alens/sensor_apsc_ff/
まず結論、APS-Cを使うことはもうないでしょう
単刀直入ですが、APS-Cセンサーのカメラを使うことたぶんないでしょう。α77とかEOS7D markIIとかにはお世話になりましたが…
理由は至極単純で、APS-Cならフルサイズで良くない?となるからです。これは根本的に、私の用途ではAPS-C機がフルサイズセンサーを搭載したカメラを超えるほどの性能やメリットを持っていないと感じたからです。主な理由は3つあります。
なんでAPS-Cはもういいかな…となった3つの理由
1.フルサイズ機よりもAPS-C機は望遠が効くからサーキットでは有効と思った。けど…
センサーサイズが小さい関係で、フルサイズカメラと比べるとAPS-Cのカメラは約1.5倍程度に倍率が上がります。要するに400mmを使うと560mmになるわけで、望遠で撮りたーい!っていう場合は有利な傾向です。
クルマをでかでかとズーミングできますからね。これは最初、すごく魅力的と思っていましたが、サーキットで撮って行くうちにそこまで望遠が必要ないと思うようになりました。
これは普段よく写真を撮りにいくサーキットにもよるんでしょうけれど、筑波サーキットやモビリティリゾートもてぎ、日光サーキット、スポーツランドSUGO、エビスサーキットあたりだと70-200mmがあれば十分足ります。
もし絵面的にもっと望遠が欲しいっていう場合、エクステンダー付けますので、コレと言ってAPS-C機の出番です!とはなりませんでした。
2.主要なレンズはフルサイズとAPS-Cで共通だから装備は小さくはない
私はもともと、小さくて軽いカメラが好きです。取り回しが良い分、サクッと撮って場所移動というのが苦にならないからです。いっとき、200-600mmや300mm f2.8を使っていましたが、取り回しが悪いため今は手放してしまいました。。。
その点に関してはAPS-C機はセンサーが小さい分、専用設計のレンズであればフルサイズ機用のレンズと比べて小さくできるのでメリットに写りそうですが…
主要な望遠レンズって、フルサイズとAPS-Cと共通。というかAPS-C専用の望遠レンズってないんですよね(富士フィルム以外では)
なので仮にカメラが小さかったとしてもレンズはフルサイズと変わりません。なので実質撮影装備にフルサイズとAPS-Cで差が出ないんです。
なんなら、望遠装着前提で考えれている連写やAF追従性が良い機種(キヤノンなら7D系)って、ボディサイズがフルサイズと変わりません。レンズが大きい場合はカメラも大きい方が持ちやすいですからね。
3.ダイナミックレンジがフルサイズと比べると劣る
APS-Cでセンサーサイズが小さい分、写真写りで出てくるのは高感度耐性やダイナミックレンジの差。サーキットでは昼間に撮ることがほとんどなので、雨であっても高感度耐性はそこまで必要ないので、ノイズ性能は重要ではないですが…
ダイナミックレンジは大切。言葉で説明するのはむずかしいですが、出てくる絵の色の厚みが全然違います。同じ景色を撮った場合、出てくる色の量や補正できる幅が違ってくるので、そこをフルサイズと比べるとなんだかなぁってなります。
最新式のAPS-Cセンサーなら多少…っていうのはあるかもしれませんが、物理的なセンサーサイズの違いは大きいです。もちろん全ての絵でダイナミックレンジの差が効いてくるわけではありませんが、表現力が豊かに越したことはありません。
それに「このAPS-Cセンサーはフルサイズに迫る」というAPS-C機のカメラ紹介記事やレビューはよく見かけますが、「フルサイズを超える」という表現は見たことがないので、どんなに頑張ってもフルサイズ未満なんだよな…となります。
APS-Cのカメラに恨みがあるわけではないけど、これは言わせて
決してAPS-C機に恨みがあるわけではないですが、そう取られても不思議じゃない内容になりつつありますね。。。まぁ、あくまでも個人的な感想なのでその辺りはご了承ください。
あと、これは言いたい。
「初心者だから・腕がないからカメラはまずはAPS-C」
よく聞こえてくるフレーズですが、私はそうは思いません。APS-C機を使いこなせないとフルサイズは使えないのか?っていうことはないはずです。写真は結局、ちゃんと写真を理解して場数を踏んでたくさんシャッターを切っていくことが大切だと思います。
そこにセンサーサイズ云々は関係ないです。あえていうなら、焦点距離やf値なんかをレンズの通りに使えるフルサイズの方が、写真の基礎を学ぶにはぴったりかと。そういう意味では、初心者向きなのはむしろフルサイズでは?と思うところもあります。
APS-Cのカメラは買うな?っていうわけではありません
さんざんAPS-C機の不満に映るような内容を書いてきましたが、「どうしてもAPS-C機が欲しい」という人に向けて。
欲しいと思ったら使ってみるのが一番です。センサーサイズという規格のもとでは私はAPS-C機はおすすめしません。が、APS-C機であのカメラは?とかAPS-C機専用のあのレンズは?というのはいくつかあったりします。
「こういう理由だから使わないしお薦めしない」とはいっても、持ってみてしっくりくる、撮っていて楽しいと感じるカメラが結果的にAPS-C機なら使うのも良いと思います。やっぱり撮っていて楽しいと思えるカメラで撮るのが一番ですからね!
かくいう私も、このレンズ使ってみたいなーっていうのがあります。それがシグマの50-100mm F1.8 DC HSM | Art。
置き撮りやピットエリアなどでは使い勝手良さそうな仕様じゃーん!って思った、APS-C専用レンズ。何らかの理由でAPS-C機のカメラを買った場合には絶対使うと思います。というか、こんな感じでの買いたいと思えるAPS-C専用レンズがあと2-3本出るなら、APS-Cセンサーのカメラを買うかもしれませんw
まとめ
というわけで、人によってはAPS-C機かフルサイズ機かは割と迷う選択肢だと思います。率直に言うと、迷うようなフルサイズをお勧めします。
確かに本体やレンズ価格は割高になるかもしれませんが、中古も選択肢に入れていいならそこまで大きなコスト差にはなりません。どうせ沼にハマるならフルサイズ良いですよ~w
ちょっと余談。マイクロフォーサーズは有りな選択
結局フルサイズ推しかいってなりそうですが、実はそうでもなくて…
マイクロフォーサーズっていう、APS-Cよりもさらに小さいセンサーのカメラやレンズは気に入っています。なんなら、今のように力まずに写真撮るならマイクロフォーサーズだけでいいじゃん!とさえ思っているくらいです。
記事が長くなってきたので今回はこの辺で締めたいと思いますが、またの機会に投稿しますね。