「設定どうするのがいいですか?」からつまづくこともある流し撮り。私のサーキットで流し撮りをしているときの“いつものカメラ設定”を簡単に紹介します。
カメラを買った!サーキットでこれから写真撮るぞ!という方の参考になれば幸いです。
カメラ設定はいつもこれで流し撮りしています
ざっと並べると下記の通りです。いつもこんな感じの設定で撮っています。
- シャッター速度優先モード(CanonだとTvモード、SonyだとSモードっていうやつ)
- シャッター速度は1/25-160くらいを使い分け
- オートフォーカスはコンティニュアス設定(AF-CやサーボAFともいわれます)
- フォーカスエリアは1点指定(スポット指定ともいいます、一番小さいやつ)。エリアは撮りたい構図をもとに指定
- ISO感度は昼間で雨じゃなければ100で固定、オートでもいいとは思いますが…
- 連写はON
設定以外のところでは下記も参考までに
- カメラ本体はCanon EOS-1DXがお気に入りで大体それ。たまにマイクロフォーサズ機(Panasonic G9 PRO)
- 国際サーキットでなければ、流し撮りで使うレンズはほぼ70−200mm/f2.8
- レンズフィルターはPLフィルターを常用。NDフィルターはあまり使いません
細かい理由や補足などは今回は割愛。別の機会に触れていければと思います。
撮る場所で変えるのはシャッター速度とフォーカスエリアだけ
この設定の中では、撮る場所ごとに変えるのはシャッター速度とフォーカスエリアくらいしかありません。
シャッター速度はちゃんと被写体を止められるかどうかでなんとなく
シャター速度については被写体(車)との距離や通過速度などをもとに合わせています。
言葉にすると難しく聞こえるかもしれませんが、別にかしこまったことはしていなくて「1/80くらいでいいんじゃね?あ、ちょっと攻めすぎたかも、速くしよ」をなんとなくでやっています。
フォーカスエリアは撮りたい構図をもとに
フォーカスエリアはどこでピント合わせるの?っていうエリア指定。こちらは撮る場所での撮りたい構図をもとに合わせます。
ほとんどが右下か左下か真ん中下なんですけどねw
そこに正面方向ならグリル、横方向ならヘッドライトに合わせてカメラを振っています。
いくつかの参考例と撮る中での補足
結局はどれだけ背景流したいかでシャッター速度を決めて、あとはその場所で撮る写真のどこに車を置きたいかでフォーカスエリアを指定するかが全てです。あとはカメラ任せw
シャッター速度は被写体がブレるなら速くするか、撮るポイントを変えればだいたい落ち着きます。これはある程度経験が必要なのかもしれませんが、撮りやすい場所は決まっていまので、それについてはまたの機会に触れたいと思います。
フォーカスエリアはいわゆる構図ですが、これには三分割法という便利なものがありますので、だいたいそれ通りにすれば間違いないです。例えばこんな感じです。
この場合、左下にフォーカスエリアを指定して三分割法の左下に被写体の止まった場所を置くようにしました。(三分割法についての詳細はググってみてください)
まぁ、構図に関してはそれ通りにかしこまらなくてもいい写真は撮れると思いますし、写真は絶対的基準で採点されるものではないので好きに撮るのが一番だとは思います。
というわけで、流し撮りの参考になれば幸いです。
設定とかではない他のこまごましたところはについては、またの機会に触れたいと思います。需要が全くないかもしれませんがw
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